1971-08-11 第66回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
○浦田説明員 いわゆる加工乳の中に——これは正しい意味における加工乳でございましたらそういうことはないわけでございますけれども、そういったインチキ行為と申しますか、それの中にそのような事態で、ヤシ油とかその他いわゆる異種蛋白、脂肪が含まれた場合の人体あるいはことに乳児の方への影響いかんということでございますが、御承知のように、通常の場合でありますとヤシ油あるいはその他の脂肪なり蛋白質は、これは食用に
○浦田説明員 いわゆる加工乳の中に——これは正しい意味における加工乳でございましたらそういうことはないわけでございますけれども、そういったインチキ行為と申しますか、それの中にそのような事態で、ヤシ油とかその他いわゆる異種蛋白、脂肪が含まれた場合の人体あるいはことに乳児の方への影響いかんということでございますが、御承知のように、通常の場合でありますとヤシ油あるいはその他の脂肪なり蛋白質は、これは食用に
その点、栄養中の各元素というものについての不足も考えるわけでございますが、この点につきましても蛋白、脂肪等あらゆる栄養素に分けまして、国民の平均量の摂取を目途にいたしまして、局のほうにも栄養士がおりましていろいろ検討し、現在のところ、必要栄養というものは一般国民と同等、あるいはものによってはそれ以上摂取する献立等を考えているわけでございます。
ただいま御指摘のように、人間の栄養上の問題につきまして単にカロリーだけでは算定できないことは御指摘のとおりでございまして、われわれといたしましても、給与の副食の栄養量につきまして、蛋白あるいは脂肪、カルシウム、各種ビタミン等というものの必要基準量を計算いたしまして、それぞれ献立表の作成、特に栄養士等を各施設に配置し、あるいはまた非常勤で嘱託いたしまして、その献立の作成等に意を用いまして、大体必要な蛋白、脂肪
そこで、いよいよ海洋が汚染される、プランクトンが汚染されるということになりますると、特にわれわれ日本人は蛋白脂肪源を主として魚類に仰いでおる関係上、魚類というものが大きな問題であります。同時にまた、これは漁業界にとっても大へんなセンセーショナルな、ショッキングな問題になってくるわけでございまするが、これについては、具体的にどういう対策を用意しておられますか。
また、日本人の常食といたしましては、特に蛋白、脂肪は魚類に仰いでおることも御存じの通りでございます。こういう点について、どういうふうな対策を持っておられるか、まずこの点をお伺い申したいと思います。
その栄養基準量を幾らに見ているか、たとえばカロリー、蛋白、脂肪、それからビタミンですね。一応厚生省で出しているものがありますね。それによると、厚生省では御承知と思うのですが、日本国民の四人に一人は栄養欠乏症だと書かれているのですね。その栄養欠乏症になるといろいろな病気になるとか、どういう病気になるとか書いてある。
それを越えれば次第に澱粉食が減って、あるいは野菜、くだもの、あるいは動物を主にした蛋白、脂肪の摂取量がどんどんふえてくる、いわゆる食内容の構造改善の問題が出てくる。日本でも現に昭和三十年度あたりを峠として、次第に澱粉食からそうした食内容に移ってきておる。
この間も申しましたように、農産物加工ということにおいて、くだものの輸出に関して、できるならばくだものをなまのままで、品質が下がるものは、むしろそれをカン詰に加工し、あるいはジャムにいたし、ジュースにいたし、これを国内あるいは輸出方面に向けていって、付加価値を増加するという工場の関係に農村工業を持っていくということが必要な点であり、また畜産というものは、伸ばす方からいえば、豚というものは国民に対して蛋白、脂肪
そういうことも研究させておりますが、これは私は大きな流れにおける今日の肉類、蛋白、脂肪というものの増加に関係して、やはり一面米の消費が減っておるという現実をよく見なければなりません。これらを勘案しまして米の生産に対しての将来の施策を立てていきたいと思います。
そこに、極端なことは言いたくありませんが、私どもは、米も、先ほど申しましたように今後ある程度増産していくのだが、しかし、これは、一つの体質改善からいきましても、肉とかその他の蛋白、脂肪の給源をふやすということが、食糧として人間の体質にも合い、また体質がよくなり、そしてやはり満足していっておるわけですね。そういう実態に目をおおってはいけないということだけです。
私の見通しは、やはり日本人として米を食べ、あるいは大麦、裸麦をやめて小麦を食べ、そうして蛋白、脂肪をたくさんとっていくということで一応済ますべき筋合いのものじゃないかと思います。
他方、国民生活の向上とともに、農産物に対する需要にも変化が生じ、澱粉質食糧の消費よりも、蛋白脂肪質食糧等の消費が増大する傾向が現われてきたことや、農業から他産業への労働力移動の現象が見られ、農業就業人口が減少し始めてきたことなど、農業と農業を取り巻く条件の変化はまことに著しいものがあります。
他方、国民生活の向上とともに農産物に対する需要にも変化が生じ、澱粉質食糧の消費が減って蛋白脂肪質食糧等の消費が増大する傾向が現われてきたことや、農業から他産業への労働力移動の現象が見られ、農業就業人口が減少し始めてきたこと等、農業と農業を取り巻く条件の変化はまことに著しいものがあります。
私は今後とも人口の増ということはやはり米食率をふやす要因であると思いますが、生活水準の向上に伴って、蛋白、脂肪が摂取されるということは年々の増大が示しております。従って、東海林さん御指摘のように、畜産というものが将来日本の新しい農業の中心になるというお考え方は正しいと思います。私も賛成であります。そのことは、日本においてはその方の需要がぐんぐん伸びるということを前提としております。
ということは、私は畜産製品というものが、今後における需要の伸びもありますが、やはり一つの蛋白脂肪の給源として、生活程度が上がり、そういうものが安くなり、安定した価格で供給されるというような形、そのことはあくまでも農家の生産費というものは考えなければならんと思うのですが、安定した価格で供給されて、今よりもコスト・ダウンされた形で生産されるように指導していけば、手取りは多くなりつつ、消費者に対しても今よりも
従っていろいろ需給推算に対しましては、先ほど河野委員からの御指摘もありました、が、しかし、今日はある程度やはり人口の増加に伴う米食率の増加、それから生活改善あるいは食生活の改善、国民生活の向上に伴って蛋白脂肪の需要はますます増加する一途にあります。これに対して畜産を奨励するとともに、そういう方面は米食率の減の要因だと思います。
そういう点はやはり蛋白脂肪というものと澱粉質食料というものが調和を得た形において食べられていくということが、一つの食生活の改善だと思います。その間におきまして、パンを使い、そこに蛋白脂肪の肉あるいは卵、牛乳がとられるということもありましょう。
一方、お話のように、食生活の改善並びに国民生活の向上とともに、蛋白、脂肪のとり方がふえて参りました。そういう面から考えまして、食生活が大きく変化しつつある状況でございます。
しかしながら、生活程度は上がる、また食生活の改善等による蛋白、脂肪の取り方がふえるに従って米食率が減る、これは米食率減少の要因をなすものと思います。それらの二つの要因を合わせて考えたとき、ある程度十年後における米の生産数量はいかなる形に持っていくかということの答えが、私は一応の見通しが立つのではないか。
他方、都市的な生活また農村におきましても、近代的な文化的な食生活が進むに応じまして小麦粉の消費ももちろんございますが、また魚介類によりまする脂肪、蛋白の消費もふえておる一方、特に畜産物——牛乳を中心にして肉類蛋白、脂肪——動物質の脂肪と蛋白、それの消費は逐年増加しておるのでございますので、非常にむずかしい農業経営と農家経済ないしは農業収入との問題が、生産として水田の稲作をしますと比較的安定して反収が
特に、その食べ方もそうですけれども、国民の栄養摂取量の変化というものを、実は今回三十七年度完結という形で長期計画を発表されましたので、たまたまそれを見ましたら、三十一年と三十七年の比較で、カロリーで二千百四十三が二千二百、蛋白質が六十五・一グラムを六十八グラムに伸ばしたい、脂肪は二十三・九グラムを三十グラムに伸ばしたいというような工合で、摂取カロリーの方はそうでもないけれども、蛋白、脂肪の摂取量は非常
この計画の力点は、摂取カロリーより蛋白、脂肪の摂取量の増加におかれている。すなわち、蛋白は、三十一年度の六十五・一グラムより三十七年度に約六十八グラム、脂肪は二十三・九グラムより約三十グラムへと、それぞれ大幅な増加となっている。特に蛋白において植物性のものから動物性への変化が大きく見込まれた。